矢口三段目・・・みだい役を演じる・・・
   主人の大叔父さん。(23歳)
 笠松峠・幸兵衛を演じる・・・T・Mさん。
                     (19歳)
 笠松峠・力ノ助を演じる・・・・M・Mさん
                  (21歳)
 笠松峠・千太郎を演じる・・・・S・Yさん。(当時20歳)
 笠松峠・おさん・・・を演じるM・Yさん
             (男性・24歳)
 矢口二段目・・・・
 満員の観客の前で・・昭和7年12月。赤崎村にて
 昭和7年12月、それまでは渡し舟でしか渡る事が出来なかった私の村に、待望の橋がかかりました。

その名も「赤崎橋」。村の人々の喜びようは、便利が当たり前になっている今の私たちには、きっと想像の届かないものでしょう。

主人の大叔父に当たる人も、この村をあげての喜ばしい日の式典に花を添えた「村芝居興行」に参加しました。

普段は、クワを持つ手に刀や扇子を持って、・・・・・本格的な衣装で、写真を見てもワクワクするような雰囲気が伝わってきます。

当時はまだ写真機を持っている人が少なかったのですが、うちの、大叔父が写真などの道楽が好きだった為に、我が家には、貴重な当時の写真が残っています。
 
女形もなまめかしい・・・村のお兄さんたちです。
もう殆どの方が、故人になっていますが・・・その息子さん、お孫さん・・・など、ソックリな面影を見つけて、ほほえましく眺めました。
赤崎村懐かしの「村芝居」