金刀比羅神社

(旧社格・村社)    豊岡市野上
祭神 大己貴命
玄武洞から車で5分、時間があったので前から気になっていた鳥居の近くに行って見た。
参道は結構急な坂道が長く続いており、傍らの山には近畿最大のコブシの木があります。
坂道を上り詰めると、社務所があり、そこからさらにうっそうとした森に入り込むように石段が続きます。



「金刀比羅神社」と書いてある。

四国の金毘羅さん??関係あるのかな?
関係あるらしい。
寛文年間(17世紀)の建立。この地の山頂の三本松という古松に夜毎奇光を放つこと数日・・・これを怪しんだ人々が異類のしわざと恐れていたところ、近在の寺の上人が3日続けて霊夢を見たのだそうです。

夢にいわく「光を放つは、これ象頭山金毘羅の大神なり・・・早く堂宇を建立せよ。庶民の千災万難を救うべし・・・」というお告げ。
同じ霊夢を見た近くの結(むすぶ)村の吉左エ門が時を同じくしてたずね来て上人と二人で力をあわせて建立したのだそうです。
ここの向拝の彫刻も素敵な竜神が彫ってありました。本殿の木鼻はここも象(獏)でした。